6月21日、7月5日の2日間にわたって、当院のスタジオにて国際医療福祉大学院の助産学生に向けての演習が行われました。
助産師4名、インストラクター1名、管理栄養士1名が中心となり、「妊娠中から産後の運動と生活支援」をテーマとして実施しました。
参加した学生からは「気遣う言葉が大事だと感じた」「産後のママは自分のことを気にかける時間も大事。身体だけでなく、心を支える場所でもあると感じた」などの声が聞かれ、この夏、実習を控えた学生たちのモチベーションも上がったようです。私たちもいい刺激をもらいました。
また、7月.3日には第47回栃木県母性衛生学会がオンラインで開催されました。
当院からは医師3名、助産師20名がズームで参加し、助産師の下村歩と軽部香奈の二人が研究を行いました。
下村助産師の演題は、「正常新生児における生後6時間以内の体温管理方法の検討」で、より安全に赤ちゃんをお預かりさせていただくための赤ちゃんの体温管理の方法を発表しました。
軽部助産師の演題は「産後うつ病予防の視点から見た父親の実態と課題」で、産後ケア現場での調査をもとに、ママだけではなくパパへの産後のサポートも大切であるという結論を報告しました。